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『うつ病専科』について
うつ病を患った社労士が同じ病気で悩む人をサポート!うつ病を体験した社労士が同じうつ病を抱えるみなさまに寄り添い、的確にサポートいたします!
自らが大変な思いをしてきたからこそ、ご家族でも理解されにくいうつ病の、日常生活の状況等を的確に把握、提出書類に反映することができるのです。ライトハウス社会保険労務士事務所 徳島障害年金サポートセンター障害年金サポーター(社会保険労務士) 楠 昇
相談をお受けする社労士は、うつ病の体験者です。
しんどい病気の症状、日常生活でご利用されている福祉制度等についても、自分自身の体験から早く理解する自分自身の体験から早く理解することができます。
そのため、申請に重要なご本人の「病気の症状や日常生活の状況」を早く、また的確につかみ取ることが可能です。
このようなことで、かかる時間が短くてすみ、心身のご負担も軽くなります。
ポイント1により症状や生活の状況等を十分に確認しながら作成した依頼書を作成することが可能です。
依頼者様は診断書の作成を依頼される際に、一緒にその依頼書を主治医にお渡しいただきます。
最近ではうつ病等患者の増加が著しく、精神科の病院の先生は毎日とてもご多忙で、なかなか十分な診察時間を取ることができないのが現状です。
そうした短い診察時間の中では、診断書の作成時間も、また診察時のカルテに記載しておく余裕も、ないことが考えられます。
こうした事情を察し、当事務所では、依頼者様の病状や日常生活などの診断書の作成に必要な事項を、依頼書にまとめて作成いたします。
そうすることで、認定のための大切な内容が欠けることなく、適切な診断書の作成をスムーズにすることが可能となります。
結果として、少しでも上位での障害等級による認定を実現いたします。
ライトハウス社会保険労務士事務所 徳島障害年金サポートセンター代表、障害年金サポーター 楠 昇です。
私は、障害年金の申請のサポートをする大前提として、同じうつ病を患う方をサポートすることといたしました。
そのため、業務開始時、特に『うつ病専科』と名付け、事務所名「ライトハウス」とともに商標登録を行いました。
私は、自分自身が30年近い、うつ病により様々な大切なものを失って参りました。
「もう生きている意味がない」
難病をも患い、私はずっとそのような気持ちで長い時を過ごしていました。
ところが、あるとき、この私自身のうつ病体験から「同じうつ病を患う方の病状や日常生活をよく力すること」ができて、「障害年金の申請の際にとても役に立つ」ことを知りました。
「私もまだお役にたてる場所があったんだ」
と、このとき私は、病気をしてから初めて自分を肯定することができたのです。
家庭環境に恵まれずに育った私は、約30年近いうつ病とのことで、ついには心の支えであった県庁勤めも、せっかく結婚することで初めて持つことができた家族も、そして、13年間にも及ぶ療養生活により交友関係のあった人たちも、失ってしまいました。
「もう何もかも終わりなんだ」
と思い込んでいたら、難病を患うこととなり、大学病院にて「半年で半数の患者が亡くなる」ことを聞かされて、それでも「歩くこともできなくなったら」と杖をつきながら歩く稽古をしていると、4年間の寝たきり生活がたたったのか、心臓弁膜症により夜中には心停止まで起こるようになったのです。
「もう、どうあがいても、どうにもならない」
そうした環境下での単身生活で、私は何度、心が折れそうになったことか、わかりません。
死のうと思わない日はただの一日もありませんでした。
それを朝に目が覚めると、「今日だけは我慢して生きよう」と泣きながら考える毎日でした。
そんな私が高卒のために受験資格もないと思いながら社会保険労務士の勉強を始め、試験を受かっても今度は当時の「欠格条項」により「資格の登録」ができないことを知り、それでも続けていった。
「どうせいつまで生きられるのかわからないから、後悔しないようにしよう」
それだけを考えていました。
そうやって過ごすうちに、安倍総理が始めた「働き方改革」によって、500ほどもある資格の「欠格条項」が緩くなり、私たち障害や難病を持つ人も資格登録をすることができるようになったのです。
そして、「自分でもできることがまだある」として、前述のように「なかなか理解されにくいうつ病の患者の日常生活の様子」を、私は「自分の長いうつ病体験の記憶から理解することができる」と知ったのです。
もしも、私と同じ立場の方であれば、このときの私の気持ちが理解できるはずです。
「おしまいだ」
そう、思い諦めていたときに、まさか「自分の病気の体験が人の役に立つ」なんて、信じがたいことです。
でも、これは社会でうつ病により毎年急増する、「1ヶ月以上の休職者及び離職者」への対策がなかなか効果を出せないでいることの意味を考えれば、よく理解できます。
そしてまた、私の元へ障害年金の申請を依頼しに来られた方たち、みんなに同じことを言われます。
「(うつ病に)なった人でなければ、医者にも誰にもわかってもらえない」
こうしたおかげで、ときには医師よりも信頼されることもあったりして、依頼された方から感謝の言葉をいただいたときに、私は「本当に生まれて初めて、生きていても良いんだ」と思うことができたのです。
私がサポートすることで、また私の姿を目にすることで、今、うつ病で大変な思いをされている方が、
「自分もまだ居場所があるんだ!」
と希望が持てるように、私はうつ病を患うみなさまをサポートしながら、自分自身をもっと精進していこうと思います。
そうしたことで、私がサポートした方や活動を目にされた方が、私と同じようにしてうつ病からまた再出発をされることを、私は切に願っております。
「あの人もできたんだから、自分ももしかしたら・・」
そういう存在に、私はなりたいです。
今後、私はできるのなら、「うつ病離職者の社会復帰促進事業」を行いたいと考えています。
うつ病で苦しんだ私が、同じうつ病の方を支援して、私と同じことができるようになれば、そしてそういう方が増えていくことで、私は「急増するうつ病による離職者の問題を解決できるのではないのか」と、考えております。
最後に一言。
「あきらめなければ未来はまだあります!」
完全に諦めてしまったら、だめです。
私には約30年近いうつ病の体験があるからこそ、同じ病気で悩む人のことを理解することができ、また応援することができます。
そうして、また人から感謝されて、自分自身がまた生きていける場所も広がってきます。
「頑張れ!」と言ったらいけないといわれるうつ病。
しかし、言葉には出せなくても、私は同じうつ病を患うみなさまを行動をもって応援いたします。
令和6年7月末 ライトハウス社会保険労務士事務所 徳島障害年金サポートセンター障害年金サポーター 楠 昇(社会保険労務士)