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- 障害年金全般
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- 「医師が診断書を作成してもらえないため、診断書の作成をできる医師及び病院について、教えて欲しい」と、抑うつ症状のあるパニック障害の女性」
「医師が診断書を作成してもらえないため、診断書の作成をできる医師及び病院について、教えて欲しい」と、抑うつ症状のあるパニック障害の女性。
平成13年に初診。強迫性障害と診断。
転医した次の病院ではうつ病。
現在は3カ所目の病院。パニック障害と診断。
希死念慮、不眠等の様々な抑うつ症状の病状があるという。
初診日は国民年金に加入し、国民年金保険料の未納はない様子。
「私は障害年金を請求できると思います。
それなのに、医師が診断書を作成してくれません。
医師が精神疾患に対して理解の乏しいと思っています。
どこか、きちんと診断書を作成してもらえる医師がいる病院を教えてください。」
初診日に国民年金に加入ということで、障害基礎年金での申請となり、障害等級は2級以上である必要がある。
他、保険料納付要件は問題ないとのこと。
いちおう、一通り、日常生活の判定等まで行ってみたが、ご本人の言われるとおりなら、障害基礎年金の申請ができる可能性があるのか、確認していくこととした。
「当事務所はあくまで障害年金の申請を行うものであって、医師や病院の紹介は行ってしないし、また、そんなに知識も持っていない。」ことを最初に説明。
その後、本当に申請が可能なのかどうかについて、細かく確認していった。
その結果、申請できるのではないかと推察。
そのことをご本人にお伝えして、以下のことを付け加えて、相談を終えた次第。
1.平成13年の初診日の病院の、初診日の証明書を早めに取得しておくこと。
2.転医される際には、必ず紹介状をもらってから行うこと。
3.強迫性障害及びパニック障害はともに神経症であり、神経症は原則、障害年金の申請はできない。
4.神経症であっても、抑うつ症状等が見られる場合には、上記3にかかわらず、障害年金を申請できる可能性があること。
5.転医する都度に診断された病名が変わっても、申請時期の病名をもって申請できること。
6.上記5の場合、病名が異なっていても、初診日は今回の場合、平成13年の病院となること。
等。