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- 障害年金全般
- これまでにいただいたご相談の内容
- 『20代後半の発達障害を持つ孫娘を育てていらっしゃる、おばあさまから のご相談』
『20代後半の発達障害を持つ孫娘を育てていらっしゃる、おばあさまからのご相談』
■ご相談内容
20代後半の発達障害を持つ孫娘を育てていらっしゃるおばあさまから、ご相談をいただきました。
「両親は早くに亡くなり、祖母である私が一人で孫娘を育ててきました。
障害への理解が得られず、幼い頃からいじめを受けることも多くありました。
短大を卒業後、就職しましたが、うまくいかず、人と接することに不安を感じて、現在は家業を手伝っています。
私と二人で暮らしていますが、私自身も高齢となり、孫娘の今後がとても心配です。どうぞよろしくお願いいたします。」
■障害年金申請に関する状況
障害年金の申請について、以下のようなご相談を受けました。
現在通院中の病院についてお尋ねしたところ、私が関わりを持たない方針の病院でした。
過去2年間で、不支給に関する相談が8件、当事務所が依頼を受けて契約解除するに至った案件が2件、合計10件の問題と思われることがありました。
私が依頼された案件二つの内容は次の通りです。
1.新規申請のご依頼を直接受けたこともありますが、診断書を作成してもらえず、契約を解除したケースが1件ありました。
2.主な病院は4か所ですが、緊急入院した病院も含めると、合計19か所の病院から証明書が必要と精神保健福祉士から案内され、同じ内容で年金事務所にも相談していました。(年金事務所の相談記録と事実が異なることから、私の手間が大変増えました。)
その後、他の病院にも「申請できないため証明書の発行は不要」と伝えられ、10年間請求できない状態が続きました。
私がご依頼を受けてしばらくしてご本人が錯乱状態となり入院、申請手続きが困難となり、やむなく契約を白紙に戻すこととなりました。
(※東京都精神保健福祉士会に照会済み)
3.カルテの開示請求にもなかなか応じてもらえず、高額な費用を請求されることもあり、地裁で手続きを進めようとしたこともありました。
■今後の対応について
1.まずは現在の病院で診断書を作成してもらい、申請が可能かどうか確認します。
2.難しい場合は転院も検討し、今後の方針を一緒に考えていきます。
3.認定の見込みがない場合は、契約や事務手数料のお支払いをお願いすることはありません。
当事務所では、認定が確実と判断できる場合のみ、原則として契約・事務手数料をいただいております。
このようなご説明をさせていただき、ご納得いただきました。
当事務所では、ご家族の状況やお気持ちに寄り添いながら、障害年金の申請について一緒に考えてまいります。
ご不明な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
