『安心して障害年金をもらうために~「自分で申請したいけど、確認だけ頼みたい」~ここが肝心!🙋~』
前回は、『最近、多くなった初診日探しの旅~「3月は自殺対策強化月間」~ここが肝心!🙋~』について、お話ししました。😄
今回は、『安心して障害年金をもらうために~「自分で申請したいけど、確認だけ頼みたい」~ここが肝心!🙋~』について、お話しします。🙇
みなさん、こんにちは。
私は、徳島障害年金サポートセンターで障害年金サポーターをしている、楠 昇と申します。
「自らが病気で障害年金をもらった社労士が、あなたの障害年金のお悩みを解決」をうたい文句とし、本業の障害年金専門社労士として、またNPO法人の代表として、現在、活動中です。
1.今、私が悩んでいること~不支給になった等のご相談のこと~
私は、1年ほど前から悩んでいたことがあります。
それは、よくある相談の中に、不支給になったことの相談が多い。
しかも、他の事務所に依頼したものもありますが、自分で独学?にて申請されたものが非常に多かった。
徳島県内のみならず、県外からもご相談をいただきました。
ところが、県内と県外の相談において、全く異なる点があります。
それは、「新規申請の場合で、初回相談のみ無料」という、当事務所の規定に関係するものだったのです。
2.徳島県内と県外の相談される方の反応の違い
「新規申請の場合で、初回相談のみ無料」という、当事務所の規定に関係するものとは、どういったものなのか?
当事務所では、まず、相談の前に、「今日はどういったご用件でしょうか?」とお尋ねします。
そして、「新規申請の場合には初回無料である」ことを説明。
それから、お名前から始まり、具体的な必要事項をお尋ねしていくわけです。
この初期の段階で反応が全く違うのです。
「新規申請の場合・・・」のご相談以外については、有料だと申し上げます。
このことを説明すると、
①県外の方は、「いや、本当に困っているので、それでも構いません。どうすれば良いですか?」
②県内の方は、「そうですか。わかりました。」
と、その後の言葉が全く異なるわけです。
ときには、私の方が関心を持った場合には、「今回は無料で良いので」とこちらから申し上げる場合もございます。
が、たいていは、②の県内の場合は、それで終了となります。
3.「徳島ショック」~最低賃金のニュース~
この場合、『「わかりました」と電話を終えた方は、いったいどうするのだろうか?』
私は、いつも首を傾げておりました。
「諦めてしまうのかな?」
当然、そう考えます。
そのことを考えていたときに、昨年秋に、「徳島ショック」という最低賃金の報道を、ふと、サイトで知ったのです。
昨年夏に、私はコロナ感染により、8月当初から病院の集中治療室でおりました。
コロナと元々の難病のせいのようで、感染当初から急激に悪化。
近くの総合病院から直ちに救急搬送され、それからさらに酷い状態になり、担当医たちを困らせたものでした。
なんとか戻って来たものの、約2ヶ月ほどは元のように生活することも、本当にままなりませんでした。
そんな状態が落ち着いてきたのが10月後半。
ようやく、外の世界に目を向けることができるようになりました。
そうして、何気にサイトを見ていて、偶然、「徳島ショック」という言葉を目にしたのです。
4.県内における個人の経済的事情
「徳島ショックとは、何なのか?」
私はそう思い、サイトの記事を読んでみて、最低賃金のことだと知り、その背景を調べました。
そこで本当に驚いたのです。
「昨年は全国ワースト2位だったのか、徳島は!」
ビックリしました、まさかそれ程とは。
毎年、10月には最低賃金のアップがあります。
社労士である私は、当時は、そのことにも気付く余裕が全くありませんでした。
「しかし、まさか前年に、全国ワースト2位だったとは・・・。」
このことから、私は、「思っていたよりも、徳島県内の経済はかなり悪いのかもしれない」と考えるようになりました。
5.苦しくなる障害年金に頼る人たち
「徳島県内の経済が思ったよりも悪いのか?」
そう考えると、先ほどの県外と県内の相談者の、言葉が異なる理由がなんとなくですが、わかる気がしました。
「県民に経済的な余裕がもうないんだ・・」
企業のみならず、個人個人も本当に大変なのかもしれない。
そう考えると、障害年金を求める方は、就労することが困難となり、また日常生活にも支障がある人のはずです。
私が、かつてそうであったように、『「1000円のお金ももったいない」と悩んでいても、無理はないな』と、そう思えたのです。
6.上がらない年金額と上がり続ける物価
「だったら、どうすれば良いのか?」
それから、私は毎日、自問自答しています。
昨年夏前には、極力、業務の効率化を進め、省力化を徹底し、コストを抑えた、通常価格の半額という報酬体系を設けました。
「シンプルプラン」と名付けていました。
が、秋口からの最低賃金のアップと、それに伴う価格転嫁の動きから、またもや報酬体系を元に戻すこととなりました。
毎年4月に年金額の改定等が実施されます。
法定の額面は増えても、実際に支給される額は調整されることから、あまり増えることはない仕組みになっています。
「収入(年金)はそのまま、物価は価格転嫁によりドンドン上がる!」
以前、障害年金のみで13年以上を一人で療養生活して過ごした私。
ですから、私には、障害年金を申請される方のことが、痛いほど理解できるのです。
7.当事務所で何ができるのか?~障害年金生活者だった私~
「障害年金をもらっていた私だったら、どうだったら良いのかな?」
私は毎日、考えてきました。
そうすると、
①申請そのものを代理してもらうには、そこまで難しい内容のものだと思えない。
②ただ、そのまま自分で申請しても大丈夫なのだろうか?
③お金がたくさんかかるとちょっと・・・。
と、こうしたことがいろいろと、私は脳裏に浮かんできたのです。
「だったら、それほど困難な申請ではない場合に、書類を提出する前において、事前チェックを行えばどうなのだろうか?」
「事務所の経営に差し支えのない範囲で、こうしたことが行えないのだろうか?」
私は、現在、試行錯誤しているところです。
8.当事務所としての姿勢
「誰もが安心して障害年金をもらえるように」
このことが理想ですし、私の夢の一つでもあります。
ただ、当事務所も営利目的である上において、経営が成り立たないと廃業することとなる。
依頼された方がいるのに、途中で「廃業しますから」なんて、無責任なことはできません!
「絶対に信じてお願いしてあったのに。これからどうすれば良いのか?お金も心配だし。」
私なら、そう思い、不安になります。
依頼者のことと、事務所経営のこと。
なかなか、この釣り合いを取ることは非常に難しい。
世の中の経営者の方はたいてい同じことについて、お悩みだと思います。
ただ、かつての私であって、障害年金で単身生活を過ごす身であるとすれば、
「1000円のお金も惜しいから、なるべく安くて、それでいて安心することができ、障害年金の申請をすることはできないのかな?」
そう、考えることはまず間違いないと思えます。
現実的にはどうなんだろうかと、考えているところです。
必要かどうか、私の推測が当たっているのかどうか、それもわかりませんから。
ただ、誰もが安心して障害年金を受け取ることができるようにしたい。
私は、なかなか受給の難しい生活保護費を除き、障害年金こそ、最後のセーフティーネットと考えておりますので。
9.まとめ~「みなさん、希望される方はおられますか?」~テストの実施~
「誰もが安心して障害年金をもらえるように」
このことを理想として、当事務所は検討しています。
「1000円のお金も惜しいから、安くて申請書類を見てもらえるところはないのかな?」
このことが「必要だ」と思われる方が、実際におられるのかどうか?
私にはわかりません。
ただ、私なら、そう考えます。
「専門家にチェックしてもらうことだけでも、お願いできないものか?」と。
そこでです。
下記の条件により「申請直前チェック」を行った場合、もしも、利用したいという方がおられたら、当事務所までご相談ください。
悩むよりも、実行あるのみ。
試しにやってみることにします。
「メールでのご相談・お問合せ 」のページへ
1.提出する準備が完了した申請書類の、事前確認と口頭での助言のみ。
2.報酬 3万円(税別)。(申込時に前金にてお支払い)
3.当事務所において、資料等のご用意、作成等はいたしません。
4.障害認定の成否に関わらず、いただいた金品の返却はいたしません。
※障害認定をもらえるとの保証をするものではありません。
最後になりますが、
私は、「県庁時代における障害福祉業務に従事した経験、また我が子のために障害者団体の役員に従事した体験」から、
私と同じく、障害や難病を抱えるみなさん、あるいは、かつての私と同様に、障害を抱える子供さんをお持ちの、お父さんお母さんのお力になれればと存じます。
また、私は、「仕事や家庭等を失っても、また社会復帰することができること」、あるいは、「難病や障害を抱えていても、こうして働くことができること」を、
自分自身の姿を見せることで理解していただき、現在、障害や難病でお悩みのみなさんにも、どうか諦めずに頑張っていただければと存じます。
以上、『安心して障害年金をもらうために~「自分で申請したいけど、確認だけ頼みたい」~ここが肝心!🙋~』についてでした。🙇
それではみなさま、来週また月曜日にお会いしましょう。🙋
