特別編

『「審査請求には必須!~障害年金の認定調書を最速で開示請求する方法と手続き完全ガイド【厚生労働省・日本年金機構公式情報付き】」~ここが肝心!🙋~』

前回は、『「障害年金『不支給急増』問題 審査が厳しくなった背景と、社会の『壁』を考える」~ここが肝心!🙋』について、お話ししました。😄

今回は、『「審査請求には必須!~障害年金の認定調書を最速で開示請求する方法と手続き完全ガイド【厚生労働省・日本年金機構公式情報付き】」~ここが肝心!🙋~』について、お話しします🙇。

みなさん、こんにちは。

私は、徳島障害年金サポートセンターで障害年金サポーターをしている、楠 昇と申します。

「自らが病気で障害年金をもらった社労士が、あなたの障害年金のお悩みを解決」をうたい文句とし、本業の障害年金専門社労士として、またNPO法人の代表として、現在、活動中です。

あらためまして、みなさん、こんにちは。

当事者や家族、支援団体が抱える不安や疑問についてもまとめてみました。



障害年金の審査や不支給・等級決定の理由を知りたいとき、「認定調書(障害状態認定調書・障害状態認定表)」の開示請求が有効です。

この記事では、厚生労働省や日本年金機構に対する開示請求の流れや注意点、手続きを早く進めるコツまで、実体験を交えてブログ風にまとめます。

1. 認定調書の開示請求とは?

障害年金の申請結果に納得できない場合、その審査過程や理由を知るために「認定調書」の開示請求ができます。

これは日本年金機構や厚生労働省が保有する個人情報のうち、あなたの障害年金請求に関する審査記録を取り寄せる手続きです。

2. 開示請求の流れ

●ステップ1:開示請求書の作成

・「保有個人情報開示請求書(標準様式第2-1号)」をダウンロードし、必要事項を記入します。

・開示を求める内容は「〇年〇月〇日受付 基礎年金番号〇〇〇〇が受けた障害年金請求に関する審査書類一式」など、できるだけ具体的に書きましょう。



●ステップ2:必要書類の準備

・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード等のコピー)

・住民票(郵送の場合、発行から30日以内のもの)

・手数料(収入印紙300円分を請求書に貼付)



●ステップ3:送付先に郵送

・送付先は、

〒100-8916
東京都千代田区霞が関1-2-2
厚生労働省大臣官房総務課公文書管理・情報公開室

です(日本年金機構の場合は最寄りの年金事務所でも可)

【出典:厚生労働省】https://www.mhlw.go.jp/jouhou/koukai04/index.html



●ステップ4:開示決定通知の受領

・開示請求後、約2~4週間で「開示決定通知書」と「開示の実施方法等申出書」が郵送されます。



●ステップ5:開示方法の申出と返送

・「開示の実施方法等申出書」に希望する開示方法(写しの交付など)を記入し、指定された金額分の切手と返送用封筒を同封して返送します。



●ステップ6:開示資料の受領

・申出書と切手が届いてから数日~1週間程度で、認定調書などの資料が郵送されます。

3. 手数料と費用

・開示請求手数料:1件につき300円(収入印紙で納付)

・コピー代・郵送料:開示決定通知後に指定された金額分の切手等を同封して支払います。

※オンライン申請の場合は手数料が200円になることもあります。

【出典:厚生労働省】https://www.mhlw.go.jp/jouhou/koukai04/index.html

4. 手続きを早く進めるコツ

・必要書類を事前にしっかり準備し、不備がないようにする。

・できるだけ早めに請求手続きを開始する。



※開示請求と同時に返信用封筒や切手を多めに用意しておくと、やりとりがスムーズです。

5. 注意点

・開示請求から資料到着まで、通常1か月前後かかります。審査請求など他の手続きの期限(3か月以内)に注意しましょう。

【出典:日本年金機構】https://www.nenkin.go.jp/faq/johokaiji/bunsho-kaiji/kojin/20120228-16.html

※認定調書の記載内容が簡素な場合もあり、審査請求の参考にならないこともあります。

6. 公式情報・様式ダウンロード

7.まとめ

障害年金の認定調書開示請求は、納得できる審査請求や再請求の第一歩です。

公式情報をよく確認し、スムーズな手続きを心がけましょう!

最後になりますが、

私は、「県庁時代における障害福祉業務に従事した経験、また我が子のために障害者団体の役員に従事した体験」から、

私と同じく、障害や難病を抱えるみなさん、あるいは、かつての私と同様に、障害を抱える子供さんをお持ちの、お父さんお母さんのお力になれればと存じます。



また、私は、「仕事や家庭等を失っても、また社会復帰することができること」、あるいは、「難病や障害を抱えていても、こうして働くことができること」を、

自分自身の姿を見せることで理解していただき、現在、障害や難病でお悩みのみなさんにも、どうか諦めずに頑張っていただければと存じます。

以上、『「審査請求には必須!~障害年金の認定調書を最速で開示請求する方法と手続き完全ガイド【厚生労働省・日本年金機構公式情報付き】」~ここが肝心!🙋~』についてでした。🙇


それではみなさま、来週また月曜日にお会いしましょう。🙋

「原因は何か?」
~まずはもとから絶たないとダメ!~
2025年5月12日