20歳前から潰瘍性大腸炎で通院歴のある、
現在、自閉症スペクトラムで障害基礎年金2級を受給中の
20代男性の親から

息子(25歳)は現在、自閉症スペクトラムで障害基礎年金2級を受給中。

そんな中、潰瘍性大腸炎と診断。

この病気についても10代の頃から通院しているが、診断されたのはつい先日。

普通の会社どころか作業所さえ通所が困難な状態。

「潰瘍性大腸炎でも障害基礎年金がもらえるのでしょうか?」

※難病の認定について

いわゆる難病については、その発病の時期が不定、不詳であり、かつ、発病は緩徐であり、ほとんどの疾患は、臨床症状が複雑多岐にわたっているため、その認定に当たっては、客観的所見に基づいた日常生活能力等の程度を十分考慮して総合的に認定。

☆その他の疾患による障害の認定基準について

眼や肢体などの身体障害や精神障害ではない、その他の疾患による障害の程度は、全身状態、栄養状態、年齢、進行状況等、具体的な日常生活状況等を考慮し、総合的に認定される。

潰瘍性大腸炎も障害年金の対象であり、障害の状態が認定基準に該当する程度であれば、障害基礎年金の認定を得ることは可能。

ただし、現在受給中の障害基礎年金2級と双方を満額受給できる、ということにはならない。

障害基礎年金2級の受給権がふたつ得られた場合、併合認定が行われ、障害基礎年金1級が支給されることになる。