Ⅰ型糖尿病と診断された50代男性から

糖尿病を患っている50代男性。

会社勤めで厚生年金加入中。

「インスリン治療を始めてから30余年。今はまだ働けているが、60歳目前となり、先々のことで心配しています。
現在、糖尿病で入院中であり、ネットいろいろと自分なりに調べてみました。
数年前にⅠ型糖尿病と診断されました。その時は厚生年金加入中です。
障害年金の申請ってどうなるんでしょうか?」

よくお聞きすると、この男性は「Ⅰ型糖尿病と診断された数年前が初診日」だと勘違いされているようだった。

「インスリン治療とのみ言われて、糖尿病であるとは言われていなかった」とも言われていた。

初診日は症状で病院へ行った最初の日のこと。

この男性なら30余年前。

そして、「Ⅰ型糖尿病と診断された数年前が初診日で厚生年金加入中。」ではなく、「30年前の初診日に何の保険に加入していたかどうかである」とお答えした。

男性は当時23歳で、親の医療保険の扶養家族であって、無職で国民年金未加入であったそうだ。

年金加入してなければ障害年金はもらえません。

今後のこともあるので、きちんと病院や年金事務所にて、書類を交付してもらうなりして、間違いが無いのか、確認するように助言した次第。


加齢とともに記憶が定かでないことが私もあることから。

2024/2/23