自分で申請して「却下」の処分をされた方からの電話相談

早朝、時間外に電話にて相談。

統合失調症と現在の病院では診断を受けているが、その前の初診の際は「てんかん」であったもよう。

「てんかんでは申請できないと言われ、次に統合失調症で自分で申請したら却下という通知が来て・・・」

当事務所の方針としては、依頼者と一緒になって障害年金の認定を勝ち取るために、お互いをパートナーとして信頼し認め合うことで、業務を遂行することとしております。

このために、年間を通じて丸一日お休みをいただくことなく、日々研鑽を続けて依頼者のご信頼をいただけるように努めております。

審査請求での電話相談はしていないことを最初にお伝えした。

それから、審査請求を含む不服申立については、手続きをしても1割を覆すことができないという実情を説明。

「却下」については書類のミスなどで受理されていないことになり、審査すらされていないことをお伝えした。

15分ほどかけて説明したが、「この箇所に・・・」とまだ得心がいただけないようであるので、「最初に申し上げましたが・・・」と、

1.裁定請求の3つの要件等の簡単なこと以外は、電話対応していないこと。

2.審査請求等の裁定請求以外のことについては、来所していただいてからご相談とな
ること。

3.相談申込書を記入していただき、その際に相談料が発生すること。

4.現在はまだ営業時間外であること。


等をご説明すると、電話をお切りになったことで終了した。

最近は、「サイトを見て・・」と言われながら、営業時間外の問い合わせが多くなりました。

しかも、「大変困っている」ことを言われて、当事務所の説明を聞いていないかのように、一方的にお話しをする方が大半です。

当事務所では、お互いの信頼関係を築きながら、仕事を進めていくわけで、指示に従っていただけずに仕事が進まない場合には、契約後であっても解除させていただくようにしております。

「年金事務所では・・」、「余所の事務所では・・・と言われて、そのことを説明しても納得がいただけない場合は、依頼自体をお受けすることはできません。

年金事務所など公的機関とは異なり、当事務所は業務として行い、当然、それに対して費用をいただく営利活動です。

公的機関は、税金等の資金により運営されていますが、個人事務所は自己資金等で経営しなければなりません。


このような事情をまずお考えいただき、「費用を抑えるのか?」、「安心を求めるのか?」という検討をお願いしたいと存じます。

2024/3/22