「最近のご相談から~なかなか認定されない難病のこと~」


前回は、「精神疾患で社会的治癒ということ②」について、お話ししました。😄

今日は、「最近のご相談から~なかなか認定されない難病のこと~」について、お話しします。🙇



先日、ご相談をいただきました。

『先天性の難病「骨形成不全症」を患っていて、障害年金を請求できないか?』

返事はこれからですし、まだ不明なところが多いため、面談までにご報告をいただくとにしています。

そこでまず、私は「骨形成不全症」について調べました。

そこには次のように書かれていました。




『骨形成不全症とは、生まれつき骨が弱いために、変形や骨折しやすい状態。骨が弱いと言っても変形や骨折がしやすさは個人差があるので、その症状はさまざま。骨折や骨の変形以外では、低身長や難聴といった症状を伴うことがある。画像検査や骨密度検査を診断のために行う。有効な治療は確立されていないので、骨折や骨の変形に対して個別に治療を実施する。』




私も難病を抱えています
が、本当にいろいろなものがあるもんだと思いました。

難病って、一言でいうと「よくわからない病気」のことですよね?

そのせいか、ハッキリした「こうすれば認定できます!」という明確な基準のようなものがありません!

で、なかなか認定されないのが現実のようです。


知人も前に話していましたが、難病こそ本当は認定されて良いのではと思いますが。。😭




ただ、上記のこの病気の説明を見る限り、「画像検査、骨密度検査」と書かれているので、これによって「客観的に証明できるのかも!」と思いました。

そうすれば可能性はあります。

ただし、この方は国民年金なので、もらえるのは障害基礎年金となることから、2級までしか認定されません。

つまり、最低でも「日常生活」が大変でなければもらえなくなります。

問題は、この『大変さをいったいどこで判断するのか?』ということが「決められているものが存在しない」ということです。。。😭




ちなみに、サイトや書籍で過去の同じ病気での認定を探してみても、この病気から続いて患った他の病気やけがを使って認定を受けていました。

要するに、この病気そのもので受けている例は見当たりませんでした。

ということで、あとはお伺いしたことの返事待ちとなりました。


そこから活路が見いだせることを期待いたします。



また、この方の病気は先天性ですから、「生まれつき」ということで、「20歳前の障害年金」ということになり、いろいろな制限等の条件が付いてきます。

それと他に「初診日の証明って?」という心配もあります。

このことももっと詳しい状況をお聞かせいただかないときちんとした答えは出せませんが。😓





政府は「両立支援」として「障害者、難病を患う人」の社会参加を呼びかけています。

「労働人口の減少」から経済危機を心配してのことなのかもしれません。


ただ、本当にやるのであれば、こういったことを改善し「障害者、難病を抱える人」たちを、もっとしっかりと後押ししなければ、大変難しいと思います。


私は自分自身が障害、難病を持っていて事務所開業をしましたが、本当に大変です。


政府の言われているような政策面でのフォローは、厚労省以外にも全くありませんでした。




やるのであれば名前だけではなく、真剣にやらないと周囲が振り回されて混乱を招くだけです。


「やる!」と言い出したのなら「最後まできちんと精勤ある行動をしていただきたい」と私は思います。


社労士会も自分たちの要望だけではなく、もっとこうした現場の声を上げていき、自分たちを頼ってくれる方々の現状を伝えて改善を求めるべきだと、私は考えます。


みなさんはいかがでしょうか?




以上、「最近のご相談から~なかなか認定されない難病のこと~」について、お話しました。🙇


では、また月曜日にお会いしましょう!🙋

難病の認定は難しい!
~なかなか進まない政府の「両立支援」~
2023年10月5日

障害年金無料相談受付中!

📞お電話でのお問い合わせ
088-635-6968
受付時間12:00~18:00
水曜日・土曜日を除く

日曜祝日もご対応

けがや病気で外出できないあなたへ!
無料出張相談いたします!
障害年金の専門家があなたの元へ!
詳しくはこちら▶

障害年金申請社労士
依頼するメリットとは?
詳しくはこちら▶