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- これまでにあったご相談の記録
- 「会社勤めの潰瘍性大腸大腸炎の40代男性から「永久認定になるでしょうか?」」
会社勤めの潰瘍性大腸大腸炎の40代男性から
「永久認定になるでしょうか?」
私は30歳の時に潰瘍性大腸炎と診断。
診断当初から会社に勤めており、現在も在籍。
幸いリモートワークにしてもらっているため、なんとか業務に従事。
現在35歳で肛門を閉じて永久肛門になっている。
「障害厚生年金が永久にもらえるのでしょうか?」
ご相談者の場合、障害厚生年金3級が認定される可能性あり。
ただし、永久認定になるかについては不明。
障害年金は、多くの場合1〜5年の有期認定。
切断による障害等、今後障害の状態が変化する見込みがないものについては、永久認定となる場合がある。
が、精神疾患や内部疾患など、服薬などによって状態が変わる可能性が考えられるものについては、原則としてならない。
相談者の場合、永久認定となる可能性も考えられるが、具体的にどうなれば永久認定になるかについては明確に決まっていない。
個々の事案ごとに決定されることになる。
人工肛門を造設したものは原則として3級と認定。
また、人工肛門を造設してもなお状態が悪い場合は、全身状態、術後の経過及び予後、原疾患の性質、進行状況等により総合的に判断し、さらに上位等級に認定される場合あり。
※人工肛門を造設したものの障害年金2級の認定について
・人工肛門を造設し、かつ、新膀胱を造設したもの又は尿路変更術を施したもの
・人工肛門を造設し、かつ、完全排尿障害(カテーテル留置又は自己導尿の常時施行を必要とする)状態のもの
障害厚生年金の請求を検討されては?