くも膜下出血を発症後、
5年後に高次脳機能障害と診断された50代女性。

くも膜下出血を発症後、5年後に高次脳機能障害と診断された50代女性。

50歳のとき、くも膜下出血。幸い体の麻痺はほとんど残らなかった。

ところが、5年ほど経過した後の最近、物忘れがひどく、2〜3日前に話したことも忘れている。

他にも、夏なのにジャンパーを着たり、お金も後先を考えずに財布にあるだけ使ってしまう。

「このことを神経内科の主治医に伝えたところ、高次脳機能障害と診断されました。
この場合、障害厚生年金の申請ができるのでしょうか?
それとも1年6か月待たないといけないのでしょうか?」

1年6か月待たなくても障害厚生年金の申請は可能。

5年前のくも膜下出血が原因であれば、初めて医療機関を受診した日が初診日。

すでに障害認定日は到来しているため、現時点で申請が可能。

初診日の時点で厚生年金に加入している場合は、障害厚生年金の申請となる。